四病協が外国人医師の活用で委員会を設置(8月28日)
四病院団体協議会は28日、医師の働き方改革に伴う医師確保策のため、外国人医師の活用を検討することを決めた。9月中に委員会を設置し、議論を開始する。
現行では、日本の医師免許を持たないと日本で医師の業務を行うことはできないが、高度な手術や検査など特定の領域を定めて、限定的に可能にする。アメリカやイギリスではインド人の医師が一定割合で活躍しているという。また、外国の医学部を出た日本人が日本で医師免許を取りやすくする方法も検討する。
さらに、医師国家試験を年2回実施するなど、医師になる機会を増やす。臨床教育を重視した医学部から臨床研修までのシームレスな医師養成の仕組みを推進し、医師不足問題に対応したい考えだ。