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訪日外国人受入れの医療機関をリスト化し公表(8月19日)

厚労省は8月19日の「訪日外国人旅行者等に対する医療の提供に関する検討会」に、外国人患者を受け入れる医療機関(2019年7月17日版)を公開したことを報告した。

外国人患者の救急入院に対応できる医療機関として182施設、診療所・歯科診療所を含む一般的な医療に対応する医療機関として536施設が都道府県にリスト化した。9月末に第2回目の受付を締め切る。

医療機関のリストは随時更新していく予定。厚労省は1年ごとに更新する見通しを示した。現在、リストは厚労省ホームページにおいて公開されている。9月末の締切後に、特に申し出がなければ日本政府観光局(JNTO)でも公開する。

委員からは、医療機関にとって現段階でリスト化されることに、外国人患者の集中などメリットを感じにくいとの指摘が出た。厚労省は医療通訳の配置や機器の設置など多言語対応を補助金などで支援するとともに、負担が大きくならない対応を図っていく方針を示した。  

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