保険医療材料のチャレンジ申請などを協議(2019年10月9日)
中医協の保険医療材料専門部会は2019年10月9日、保険医療材料制度の見直しを協議した。検討事項は、イノベーションの評価のうち、①チャレンジ申請②再生医療等製品の価格設定③単回使用医療機器の再製造品の価格設定-の3項目。
チャレンジ申請は、収載時にC1(新機能)またC2(新機能・新技術)を希望した製品について、導入時に評価できなかった部分に関し、保険収載後に使用実績から新規機能区分の再評価を行える仕組みで、平成30年度の改定で新設された。
厚労省は、論点として収載時にB1(既存機能区分)またはB2(既存機能区分・変更あり)を希望した製品についても、保険医療材料等専門組織によるチャレンジ申請の権利の審議をあげた。
再生医療等製品の貯蔵、流通、製造のコストを踏まえた独自の価格算定の体系の検討をあげた。