がん拠点病院の指定で相談支援や緩和ケアを充実(12月27日)
厚労省の「がん診療連携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ」は12月27日、がん診療連携拠点病院等の整備指針見直しに向け、議論を進めた。
がん患者への相談支援やチーム医療、緩和ケアなどを充実させる方向で文言を追加することで合意した。
第3期がん対策推進基本計画が昨年策定されたことから、がん診療連携拠点病院の指定要件を定めた整備指針を見直す必要があり、同WGは年度内に報告書をまとめる予定。
厚労省は報告書をがん診療提供体制のあり方に関する検討会に提示し、了承を得た上で、6~7月頃に指定要件の見直しに関し通知する運びだ。