健保連の受診意識調査 8割がワクチン3回目接種を希望(2月25日)
健保連は2月25日、「新型コロナウイルス感染症拡大期における受診意識調査」の結果を公表した。
新型コロナワクチンの「3回目接種を受けたい」との回答が8割を超え、健保連は「ワクチン接種の推進が引き続き重要」との認識を示した。
昨年12月、全国の20~70歳代の男女4744人を対象にWebアンケートを実施。
新型コロナワクチンの接種状況について、「2回とも受けた」が90.2%となる一方、「まだ一度も受けていない」が8.6%となった。年齢階級別では、20~50歳代で「まだ一度も受けていない」が1割を超えた。
2回接種した人の3回目接種への意向は、「接種を受けたい」が81.3%、「接種を受けたくない」が5.3%となった。「受けたくない」とする理由は「接種後の副反応が怖いと感じるから」(67.1%)が最も多く、女性が男性を上回った。
あわせて、医療機関のかかり方に関する意識についても調査を実施。「かかりつけ医がいる」との回答は、前回2020年9月の調査から5.1ポイント増加し40.4%。新型コロナを契機としたかかりつけ医に対する意識の変化は、「絶対に必要だと思う」が38.4%、「どちらかと言えば必要だと思う」が49.3%となり、約9割がかかりつけ医の必要性を感じていると回答した。
病気や健康への意識の変化は、「以前に比べ、生活習慣病の予防に関心を持つようになると思う」が39.4%と最も多かった。オンライン診療を「受けたことがある」人は、前回から1.3ポイント増加し5.6%となった。