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社会保障審議会が4年度診療報酬改定の基本方針を策定(12月10日)

社会保障審議会の医療保険部会・医療部会は10日、令和4年度診療報酬改定の基本方針を策定し、同日の中医協総会に提出した。

中医協は今後、基本方針を踏まえ、内閣が決定する改定率に基づき、改定の具体的な内容を詰め、来年2月中旬をめどに、後藤茂之厚労相に令和4年度診療改定を答申する見込みだ。

令和4年度診療報酬改定の基本方針(概要)
出所:社会保障審議会(医療部会)

基本方針は4つの基本的視点で構成され、「新型コロナウイルス感染症等にも対応できる効率的・効果的で質の高い医療提供体制の構築」と「安心・安全で質の高い医療の実現のための医師等の働き方改革等の推進」が重点課題とされた。

その他、「患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現」と「効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上」があげられた。

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