医療機能情報制度にかかりつけ医機能の報告を追加(9月12日)
厚労省の医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会は9月12日、医療機能情報提供制度の報告事項の見直しを了承した。かかりつけ医機能に関する情報や、がん診療連携拠点病院などの病院の機能分類、医療機器による医療被ばく線量の管理を医療機関から都道府県への報告事項に加える。
継続審議となっていた、医療広告ガイドラインのQ&Aの1項目について議論し、厚労省が示した修正案を大筋で了承した。議論になったのは、医療機関の検索が可能なウェブサイトに掲載された、治療等の内容または効果に関する体験談が広告規制の対象か否か。
厚労省は、「検索が可能なウェブサイト」について、広告料や登録料として医療機関が費用負担をしていることが明らかな場合は、医療広告規制の対象としてサイトに体験談は掲載できないとの考えを示した。