令和2年度改定に保険収載する技術に264件(1月9日)
中医協の医療技術評価分科会は1月9日、令和2年度診療報酬改定の医療技術の評価案を了承した。令和2年度改定で保険収載する優先度の高い技術として、743件を検討し、264件を選んだ(新規102件、既存162件)。
学会などから提案のあった技術は258件。このうち、先進医療として実施されている技術は6件。
先進医療として実施されており、保険収載の優先度の高い技術は、①神経変性疾患の遺伝子診断②泌尿生殖器腫瘍後腹膜リンパ節転移に対する腹腔鏡下リンパ節郭清術③角膜ジストロフィーの遺伝子解析④MEN1遺伝子診断④腹腔鏡下傍大動脈リンパ節郭清術⑤多血小板血漿を用いた難治性皮膚潰瘍の治療─となっている。