労働者協同組合法案が全党・全会派の賛同で国会に提出(6月12日)
労働者協同組合法案が6月12日、全党・全会派の賛同により議員立法で衆議院に提出された。17日で国会は閉会され、同法案は継続審査の対象となっている。
労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会のホームページをみると、掲載されている全国の事業所数は620。
業種別では、高齢者介護98、障がい者支援112、生活自立支援47などがある。
同連合会の古村伸宏理事長は同日、コメントを発表。「1万5000人を超える仲間が働き、約330億円の仕事を担う実態をつくり上げてきた」と、1986年から今日までの歩みを振り返った上で、「働くことを人間的で創造的な営みに高め、全ての人々が働くことを通して豊かさと幸福感が得られ、社会全体が持続可能に発展することを念じ、その一助となる労働者協同組合法が、国会での実りある議論を通して一刻も早く制定されることを強く切望する」と述べている。