医師の働き方改革検討会が骨子まとめる(1月11日)
厚労省の「医師の働き方改革に関する検討会」は1月11日、骨子をまとめた。医師に対する時間外労働の上限は、一般労働者とは別に3月末に決める。実施は5年後の2024年度から。
骨子は、時間外労働規制を定める上で、現状で最も長時間労働の職種である医師の労働時間を2024年度までの猶予の間に、「最大限の改革」を行って、一般則が求める水準と同様の労働時間を達成することを目指す姿勢を強調した。
上限時間は、①医師の働き方の特殊性を踏まえた上限②地域医療の確保の観点からそれより高い上限③一定の期間集中的に技能の向上を図る同様の高い上限-を設定する。具体的な時間数は3月までに決定する事項とした。