
中医協が次期改定へ第2ラウンドの議論開始(9月13日)
中医協は9月13日の総会で、次期診療報酬改定に向けた第2ラウンドの議論を開始した。
テーマは疾患別リハビリテーション。維持期・生活期のリハビリ(標準的算定日数を超えた要介護被保険者が対象)を円滑に介護保険に移行させる方策を課題とした。
具体的には、リハビリの実施で作成する計画書の記載内容の医療と介護の重複部分を整理するなど実務上の負担を軽減するほか、医療機関から通所リハ事業所等への情報提供に対する評価を検討する。
支払側委員が介護保険への移行を来年度に完了させるよう求めたのに対し、診療側委員は「患者の状態は多様で機械的な対応は望ましくない」とした。