専門医機構が令和2年度専攻医募集シーリング案を報告(4月10日)
医道審の医師分科会医師専門研修部会は10日、日本専門医機構から令和2年度の専攻医募集のシーリング案(募集人数の上限設定)の報告を受けた。
基本的には、令和元年度に実施した厚労省の必要医師数の推計に基づく都道府県別・診療科別の募集人数の上限設定を継続する。都道府県や学会の指摘を踏まえ、微修正も行い精緻化も図っている。
微修正では、◇シーリング数の合計(通常+連携)の下限を昨年の95%とし、95%に満たない数は連携プログラム(都道府県限定分)として追加する◇精神科について地域における精神保健指定医を確保するため、指定医連携枠を設ける─などを行う。