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ICERによる価格調整は段階方式を了承(12月5日)

中医協の費用対効果評価専門部会・薬価専門部会・保険医療材料専門部会合同部会は12月5日、医薬品などの費用対効果評価の仕組みにおけるICER(増分費用効果比)の値に応じた価格調整について、調整額を段階的とすることで概ね了承した。

イメージ案では、生活の質を考慮した生存年1年を延ばすのに必要な費用が500万~750万円、750万~1千万円、1千万円超の場合の費用対効果が悪いと判断される場合に、価格調整する。ICERの値が一つの値のおさまらず、一定の幅になる場合が多いため、スロープ方式ではなく段階方式を用いることにした。  

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