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32年度の都道府県別募集定員上限は1万1924人(12月7日)

厚労省は12月7日の医道審の医師臨床研修部会に、平成32年度都道府県別募集定員上限を示した。募集定員上限は1万1924人で、31年度の1万2228人から304人減った。

都道府県別では東京が▲64人、神奈川が▲19人、大阪が▲17人、福岡が▲17人で減少人数が大きくなっている。全体的に減少しているが、宮城は13人、新潟は2人、京都は12人、和歌山は1人と増えた。

宮城は東北薬科大学の28年度の医学部新設の影響。千葉も国際医療福祉大学の29年度の医学部新設によって上限の増加があったが、全体で▲16人となっている。京都は医師不足地域に配慮し、増員となっている。上限設定では、医師偏在の解消のため、大都市のある都府県への医師集中を避けるための措置を講じている。  

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