介護分野の外国人材活用で環境整備(5月30日)
政府は5月30日、第2回「ニッポン一億総活躍プラン」フォローアップ会合を開催した。平成28年6月2日に閣議決定された「ニッポン一億総活躍プラン」の進捗状況を確認するとともに、意見交換を行った。
安倍首相は、「介護分野での人材不足の話があったが、有効求人倍率が44年ぶりの高水準となる中で、介護分野で深刻な人手不足が生じている。幅広く即戦力となる外国人材を受け入れるため、新たな専門的・技術的な外国人受け入れの制度を骨太の方針で提示したい」と述べた。
当日提出された資料では、在留資格「介護」の対象拡大の方向を示し、介護分野での外国人人材の受け入れに向けた国内外の環境整備を図るとしている。