業界団体がプログラム医療機器のイノベーション評価を提案(8月26日)
中医協の保険医療材料専門部会は8月25日、次期診療報酬改定に向けて日本医療機器産業連合会など業界団体からヒアリングを行った。業界はプログラム医療機器の医療保険上の評価について、イノベーションを評価するよう求めた。
業界は、プログラム医療機器が診断の精度を向上させ、見落とし防止にも貢献できるとして、医療の質や医療技術の均てん化に寄与すると指摘。医療従事者の業務の効率化にも貢献し、医師の働き方改革にもつながるとした。 その上で、プログラム医療機器の診療報酬上の評価軸を検討する際には、有効性や安全性だけでなく、診断成績を均てん化する機器や、専門医と同等の判断になるよう支援する機器も評価するよう提案した。
評価においては、基礎的準用技術料をベースに、付加的準用技術料でプラスの評価を行うことを提案。具体的に付加的準用技術料の案を示した。