日医の横倉会長が第2次補正予算案を評価(5月27日)
日本医師会の横倉義武会長は5月27日の会見で、同日閣議決定された2020年度第2次補正予算案について見解を示した。
新型コロナウイルス感染症の対応として緊急包括支援交付金、地域医療確保支援、診療報酬の3本柱に加えて、6月の資金繰り対策としての診療報酬の概算前払いや診療所・中小病院における他産業の中小企業との横並び支援などの対策が盛り込まれたことを評価し、「日医が主張してきたことがほぼ反映された。感染状況が落ち着いてきたこの間に速やかに交付してもらい、今後の第2波、第3波の襲来に備えて医療提供体制の準備をしっかりしていきたい」と述べた。
緊急包括支援交付金では、特に患者と接する医療従事者等への慰労金の支給を評価し、「医療従事者に対して国民が敬意を払っていることが、政府の医療従事者の奮闘への理解の後押しとなった。第2波に備えている医療従事者は大変勇気づけられる。大変感謝している」と述べた。