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#1|会社員の年金は老齢基礎年金と老齢厚生年金。受けられる年金額はどれくらい?

ユ ウ:年金額はどれくらいなの?
コウタ:老齢基礎年金は、20歳から60歳になるまで40年間加入すると満額で816,000円だよ。加入期間が40年より短いと年金額はその分少なくなる。
例えば20年加入だと半分の408,000円になるよ。

ユ ウ:40年加入で816,000円、月額だと68,000円だね。これに上乗せされる老齢厚生年金は幾らもらえるの?
コウタ:老齢厚生年金の額は、加入期間だけじゃなく加入中の給与額も反映して決まるんだ。
計算式の平均標準報酬額は賞与も含めた税込み月収の平均で、この月収には会社から支給される通勤の交通費も含まれるよ。
さて、年金額を早見表で見てみよう。

ユ ウ:平均標準報酬額40万円で40年加入だと老齢厚生年金は約105万円だね。老齢基礎年金は約81万円だから合計で186万円、月額15万円くらいになるんだね。
コウタ:加入期間が長いほど年金額も増えるんだ。
老齢基礎年金と老齢厚生年金の年金額のイメージがつかめたかな?
もっと詳しく自分の年金額について知りたいなら、「ねんきんネット」で調べてみるのもおススメだよ。

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ユ ウ:条件を満たす配偶者ってどんな人?
コウタ:まず年金受給者本人の厚生年金加入期間が20年以上あることが必要だよ。
そして配偶者は、①年金受給者本人に生計を維持されていて年収が850万円未満、②65歳未満であること。
ユ ウ:年収850万円未満ならほとんどの人が当てはまりそうだな。
コウタ:ただし、もう一つ条件があるよ。配偶者に厚生年金(共済組合を含む)の加入期間が20年以上あって自身の老齢年金または障害年金を受けられる場合は加給年金額は加算されないんだ。
加給年金額は、扶養している子がいる場合も加算されるよ。
加給年金額が受けられるかどうか、下のチャート図で確認してみてね。

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