健診未受診者や喫煙者の割合は低所得世帯で高い(1月14日)
厚労省は1月14日、2018年国民健康・栄養調査の結果を発表した。健診未受診者の割合や喫煙者の割合、歯の本数が20歯未満の者の割合について、男女とも世帯の年間所得が低いほうが有意に高いことがわかった。
健診の未受診者の割合は、年間所得が200万円未満の世帯は男性40.7%、女性41.1%と4割を超えるのに対し、600万円以上の世帯は男性16.7%、女性26.1%と低かった。
喫煙者の割合は200万円未満の世帯は男性34.3%、女性13.7%であるのに対し、600万円以上の世帯は男性27.3%、女性6.5%となった。
歯の本数が20歯未満の割合は、200万円未満の世帯は男性30.2%、女性29.8%であるのに対し、600万円以上の世帯は男性18.9%、女性21.6%と低かった。