宮嵜健康局長「東京オリ・パラ対応や健康危機管理」(8月23日)
厚労省の宮嵜雅則健康局長は8月23日、厚生日比谷クラブの共同の就任会見に応じた。当面の任務として、①2020年の東京オリンピック・パラリンピックへの対応②健康危機管理③ハンセン病患者・家族の訴訟に対する誠意をもった対応-の3点をあげた。
オリ・パラ対応では、「訪日外国人が増えるので、持ち込まれる感染症がある一方で、免疫のない外国人が日本の感染症を持ち帰ることが予想される。検疫やサーベイランス(発生動向調査)を強化し、感染症の疑い段階で対処していく」と述べた。 健康危機管理については「結核や新型インフルエンザから国民の生命と健康を守るため、危機意識をもって対策を考える」とした。