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日慢協の武久会長「基準介護」の新設を提案(8月8日)

日本慢性期医療協会の武久洋三会長は8月8日の会見で、病院での介護業務が増えていることから、病棟への介護福祉士の配置を義務化する「基準介護」の新設を提案した。

武久会長は「高齢患者は看護ケア以外に介護ケアのウエイトが大きくなっている。一部、看護補助者が配置されているが、十分な人員が配置されていないため、看護師が介護業務に追われている。看護師は看護師にしかできないレベルの高い業務に専念するとともに、医療の高度化に努めてもらうべきである」と指摘。

その上で、「急性期病院での入院治療中に十分な介護ケアやリハビリが行われていないことが要因で、寝たきり状態になり、さらなる介護ケアが必要となった高齢者が慢性期病院や介護施設に紹介されている。介護福祉士を多くの病棟介護業務に配置することによる『基準介護』の導入は、まさに時代の要請である」と訴えた。  

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