職域のがん検診に関するWGが初会合(7月6日)
厚労省は7月6日、「職域におけるがん検診に関するワーキンググループ」の初会合を開催した。職域のがん検診のガイドラインの考え方をまとめ、「がん検診のあり方に関する検討会」に報告。来年夏を目途にガイドラインの策定を目指す。
職域のがん検診は任意だが、がん検診受診者全体の4~7割が受けており、大きな割合を占める。しかし、◇検査項目などの基準がない◇検診受診率・精密検査受診率など精度管理が不十分◇被扶養者の受診率が低いなど─の課題がある。
厚労省はWGに対し、検診データを把握できる仕組みや未受診者への対応、がん検診を受診しやすい環境整備などの議論を求めた。