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ベクルリーなど23品目15成分を8月12日に薬価収載

中医協は8月4日、新型コロナ治療薬のベクルリーを含む23品目15成分の新医薬品を8月12日に収載することを了承した。

このうち、ベリキューボ、アジョビ、アイモビーグ、レベスティブ、ベクルリーは、費用対効果評価の対象となる。

新型コロナ治療薬として特例承認されたベクルリー(ギリアド・サイエンシズ)は、現在、国が購入した分を医療機関に配分している。ベクルリーが薬価収載品として告示されて一定期間が経過した後に、メーカーからの流通が開始されるが、それまでの間は国が配分を続ける。

厚労省は5日付の事務連絡で、国が購入して医療機関に配分した薬剤について、メーカーからの流通が開始された後に順次、回収する方針を示した。

脊髄性筋萎縮症の治療薬エブリスディ(中外製薬)は遮光保存であり、催奇形性リスクがあることから、 小分けせずに60㎎1瓶を患者に渡す。しかし、用法用量上、約17㎏以下の患者は14日間で1瓶使い切ることができない。そのため、14日分を上限とする処方日数制限の例外とすることが了承された。

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