厚労省は9月26日、2018年度の医療費の動向を発表した。概算医療費の集計結果となっている。2018年度の医療費は42.6兆円で、前年度比で約0.3兆円、0.8％の増加となった。

診療種類別にみると、入院17.3兆円（構成割合40.6％）、入院外14.6％（34.2％）、歯科3.0兆円（7.0％）、調剤7.5兆円（17.6％）。診療種類別の前年比の伸び率は、入院2.0％増、入院外1.0％増、歯科1.9％増、調剤3.1％減だった。

医療機関を受診した延患者数に相当する受診日数の伸び率は0.5％減だった。診療種類別にみると、入院0.4％減、入院外0.8％減、歯科0.1％減。1日当たり医療費の伸び率は1.3％増で、診療種類別にみると入院2.4％増、入院外1.9％増、歯科2.1％増、調剤3.6％減となっている。