次期診療改定の基本方針の骨子を大筋で了承(11月18日)
社会保障審議会・医療部会は11月18日、次期診療報酬改定の基本方針の骨子を大筋で了承した。
4つ基本方針のうち、重点課題を「医師等の働き方改革の推進」とすることに、前回の部会で賛否があり、今回の議論でも難色を示す委員がいたが、重点課題に位置付けることで、一定の理解を得た。
医療部会は医療保険部会とともに、12月初旬に基本方針をまとめる。健保連の河本滋史委員は、「効率化・適正化を通じた制度の安定性持続可能性の向上が一番大事だと考える」と述べた。
また、病院団体の委員は、「病院給食が適切に提供できる体制への評価」を盛り込むことを求めた。