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事例でみる障害年金請求の勘所|#5 統合失調症による請求事例

 統合失調症とは、心や考えをバランスよく保つことができず、そのため、自身の気分や行動をうまくコントロールすることができず、人間関係などに悪影響が出る傷病です。具体的には、悪口を言われたわけでもないのに、そう思ってしまう等の幻覚や妄想、または意欲や感情表現力の低下が症状としてあります。
 このような症状が出現すれば、当然、労働や日常生活にも支障が出てきます。しかし、実際、どのくらい支障が出ているかは、本人にしかわからず、数値的なものでその症状の重さを計ることができません。
 これは、統合失調症に限らず、すべての精神障害の診断に言えることです。このことから、精神障害での障害年金請求は、他の障害での請求に比べ、注目する留意点があります。

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