見出し画像

厚労省の概算要求は過去最高の33兆9450億円(8月26日)

厚労省は8月26日、令和4年度の政府予算案の概算要求を公表した。

一般会計の要求額は33兆9450億円で過去最高。令和3年度予算額より8070億円増(2.3%増)となっている。

うち医療や年金、介護など社会保障の経費は31兆7791億円とした。高齢化等に伴う増加額として約6600億円増となっている。令和4年度は診療報酬改定があるため、薬価改定とあわせ、年末の予算編成に向けた検討事項となる。

裁量的経費は全体で1割削減した上で、新たな成長推進枠として認められた予算に、削減額の3倍まで要望できる。

新たな成長推進枠には、2228億円を要望した。ただ、裁量的経費は、コロナ対策が今後の感染状況により変わるため、要求の内容自体が今後の検討に委ねられるものが少なくない。

社会保険研究所ブックストアでは、診療報酬、介護保険、年金の実務に役立つ本を発売しています。