5件目の患者申出療養に重症肝硬変のハーボニー療法(8月23日)
厚労省の患者申出療養評価会議は8月23日、5件目の患者申出療養として「ジェノタイプ1型C型肝炎ウイルス感染に伴う非代償性肝硬変患者に対するレジパスビル・ソホスブビル療法」を了承した。
抗C型肝炎ウイルス薬ハーボニー配合錠(一般名レジパスビル・ソホスブビル)を適応外の重度の肝硬変患者に用いる治療法で、大阪大学病院が実施する1症例に限って患者申出療養として認めた。
日本でC型肝炎ウイルス感染に伴う非代償性肝硬変への抗ウイルス治療で承認された薬剤はない。