がん対策推進協議会が第4期計画の策定に向け議論スタート(10月16日)
厚労省のがん対策推進協議会は10月16日、第4期がん対策推進基本計画の策定に向けた議論を開始した。
今後、第3期計画の中間指標の結果を検証し、中間評価報告書を来年中に作成した上で、第4期計画への課題を抽出する。会長には、山口建・静岡県立静岡がんセンター総長が選出された。
同日は、がん予防をテーマに、喫煙や過剰飲酒への対策を議論。
委員からは、「生活習慣病のリスクを高める飲酒をしているハイリスク飲酒者への対策を強化すべき」との意見が出た。喫煙については、4月から全面施行された受動喫煙を防止するための改正健康増進法の効果を検証する。