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厚労省の山本史審議官が薬機法改正で自薬局機能の理解を要請(10月11日)

厚労省の山本史大臣官房審議官(医薬担当)は10月11日、札幌市で開かれた日本薬剤師会学術大会の分科会「薬機法改正を踏まえた地域医療における薬剤師のこれから-高齢者数がピークとなる2040年までを見据えて」で、「薬機法改正における薬局への期待」のテーマで基調講演を行った。

改正薬機法は、昨年7月に成立して施行に向けて省令などの作成作業が進んでいる。地域連携薬局と専門医療機関連携薬局の認定機能制度が設定される。山本審議官は、「自薬局の機能をしっかり理解してほしい。多職種と連携して情報共有し、患者に最適な医療を提供すべき」と求めた。

さらに、薬機法改正への対処だけでなく、厚労省の薬剤師の養成・資質向上の検討会への問題提起や提案、データヘルス集中改革プランにおける電子処方箋への対応も求めた。

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