参院厚労委の介護保険法改正案審議は次回参考人質疑(5月18日)
参院厚生労働委員会は5月18日、介護保険法改正案の審議を行った。次回の委員会は23日で、午前中に参考人質疑、午後に審議を予定している。
18日の審議では、新たに創設される介護保険施設の「介護医療院」における低所得者対策について、厚労省の蒲原基道老健局長は、介護保険の補足給付の対象とするとともに、無料または低額で利用できる社会福祉事業を活用できることを説明した。
医療的ケア児を支援するため小中学校における訪問看護の活用について、鈴木康裕保険局長は、健保法の規定で学校は訪問看護療養費の支給対象外であることを説明。「学校で訪問看護を行うこと自体は可能。訪問看護ステーションが学校の職員と連携することで医療的ケア児の地域での生活を支援できるかを考えていきたい」と述べた。