医療保険部会が改定の基本方針の議論に着手(9月27日)
社会保障審議会医療保険部会は9月27日、令和2年度診療報酬改定の基本方針の検討に着手した。厚労省が改定に当たっての基本認識と基本的視点、具体的方向性の素案を示し、意見交換した。
健保連の佐野委雅宏員は、医療保険制度の持続性確保のため医療費の適正化を進めることを一項目として立てるよう求めた。協会けんぽの安藤伸樹委員は、働きながら治療を進められるようにするため、オンライン診療の推進を明記するよう要請した。
日本医師会の松原謙二委員は、医師の事務処理負担の軽減を盛り込むよう求めた。