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30年度厚労省予算案は1.4%増の31兆1262億円(12月22日)

政府は22日の閣議で、平成30年度予算案を決定した。厚労省予算は前年度比1.4%増の31兆1262億円となった。このうち、社会保障関係費は1.5%増の30兆7073億円で、内訳は年金1.8%増の11.6兆円(構成比37.9%)、医療0.3%増の11.8兆円(38.5%)、介護3.4%増の3.1兆円(10.1%)、福祉等2.9%増の13.4兆円(13.4%)、雇用2.6%増の444億円(0.1%)となった。

来年度予算案の重点事項としては①働き方改革の着実な実行②質の高い効率的な保健・医療・介護の提供の推進③全ての人が安心して暮らせる社会に向けた環境づくり―の3点をあげた。

このうち、質の高い効率的な保健・医療・介護の提供では、データヘルス改革の推進のため85億円を計上。健康・医療・介護のビッグデータを連結した「保健医療データプラットフォーム」の構築に向け、データ分析環境を整備するとともに、「全国保健医療情報ネットワーク」の整備に向けた実証などを行う。

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