「変革の試練乗り越える」四病協が賀詞交換会(1月12日)
四病院団体協議会は1月12日、都内のホテルで賀詞交換会を開催した。
開会宣言をした日本精神科病院協会の山崎学会長は「診療報酬本体は0.6%のプラス改定だったが、薬価の引下げを考えると、マイナス改定になってしまった」と述べた。
日本病院会の相澤孝夫会長は代表挨拶で「今年は医療・介護の扉を開く重要な年。未来の医療はこれまでの延長線上にはない。変革の試練を乗り越えて明るい未来を築きたい」と展望を語った。
来賓の加藤勝信厚労相は、地域医療構想の実現に向けて、「地域ごとに2年間で集中的に議論してほしい」と求めた。医師の働き方に関しては「丁寧に議論する」と強調するとともに、勤務環境改善の必要性に言及した。