「自宅からの病院治療」希望3割に(9月4日)
厚労省は9月4日、平成29年受療行動調査の結果を発表した。病院の利用者を対象に3年ごとに実施している。
今後の治療・療養の希望として、「自宅から病院や診療所に通いながら、治療・療養したい」は、前回26年調査よりも4.9ポイント増えて30.2%となった。厚労省は「在宅療養を進める地域包括ケアの政策が反映されているのではないか」とコメント。
「最初から病院を受診する」は、前回の57.6%から54.2%と減少。特に特定機能病院は36.7%から30.4%、大病院は47.7%から40.1%と大幅に減った。厚労省は28年度の診療報酬改定で導入された大病院への受診時定額負担が影響しているとした。