HPVワクチン積極的勧奨再開へ10月に審議開始(9月17日)
田村憲久厚生労働大臣は9月17日の閣議後会見で、HPVワクチン接種の積極的な勧奨の再開について、「可能であれば、10月中の早い時期に審議を開始したい」と述べた。
子宮頸がんなどを予防するHPVワクチンは、平成25年4月に定期接種となったが、副反応の報告を受け、同年6月から予防接種対象者への積極的な勧奨を中止している。田村大臣は、「私が大臣のときに積極的勧奨を中断した。そういう意味では、私自身の宿題でもある」と述べ、積極的な勧奨の再開に意欲を示した。
積極的勧奨の再開時期については、「審議の内容によっては、来年度から始まることも否定しない」と述べた。