医療広告ガイドラインQ&Aで34項目追加(2018年6月28日)
厚労省の医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会は2018年6月28日、医療広告ガイドラインに関するQ&Aの見直しを大筋で了承した。医療機関のウェブサイトなどを対象とした広告規制が6月1日に施行されたことを踏まえた措置。新たに34項目が追加された。厚労省は35項目を提示したが1項目は要検討となった。文言修正を行い、速やかに新しいQ&Aを公表する予定だ。
要検討になった項目は、「医療機関の検索が可能なウェブサイトに掲載された治療等の内容または効果に関する体験談」を広告規制の対象とする内容。当初案では、検索ウェブサイトは広告規制の対象となるウェブサイトに該当し、体験談は患者に誤認を与える蓋然性が極めて高いため、体験談の掲載は禁止とした。「有益な情報が遮断される」との意見が委員からあり、引き続きの検討となった。