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厚労省と医療関係団体の協議会が医療従事者の確保策を議論(4月23日)

「新型コロナウイルス対応に関する医療関係団体及び厚生労働省による協議会」は4月23日、医療現場における医療従事者の確保策を関係団体と議論した。

医療崩壊を起こさせないため、新型コロナウイルス感染症患者が入院するベッドの確保とともに、医療従事者の確保が喫緊の課題となっている。厚労省は、医療関係団体や大学、学会に協力を呼び掛けた。

人材確保策は、大きく3つで、①現場で従事している医療従事者の離職防止②潜在有資格者の掘り起こし③医療現場の人材配置の転換─。離職防止策では、医療従事者の保育所・放課後児童クラブの優先利用などを自治体に要請するとともに、2020年度補正予算で手当てされる緊急包括支援交付金で、医療従事者向けの宿泊施設を確保するとしている。

潜在有資格者の掘り起こしでは、ハローワークでの積極的な職業紹介の指示や民間職業紹介事業者の活用、人材の配置の転換では、診療科・担当分野の枠を超えた連携促進を関係団体に要請するなどの対応を図る。

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