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DPC病院の在院日数短縮と病床利用率上昇が続く(2月13日)

厚労省は2月13日の中医協の総会に、平成29年度DPC導入の影響評価調査の結果を報告した。DPC対象病院の在院日数の短縮や病床利用率の上昇が続いていることが確認された。

在院日数は、DPC対象病院の大部分を占めるⅢ群で28年度の12.24日から12.02日に短縮した。25年度は13.35日。病床利用率はⅢ群で28年度の81.0%から81.9%に上がった。25年度は79.9%。

在院日数が短縮する一方で、計画外の再入院率は変化していないことも確認した。DPC対象病院で粗診粗療が行なわれていないかをみるための、退院時転帰(治癒・軽快)の割合でも最近の傾向で変化はみられない。  

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