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支払・診療委員が実調の結果の分析を報告(11月24日)

中医協は11月24日の総会で、支払側と診療側委員から医療経済実態調査の結果の分析報告を受けた。

支払側は健保連の分析を報告。損益差額率では、一般病院のうち国公立を除く全体では、平成26年度の0.3%の赤字から28年度に0.1%の黒字に改善していると指摘した。一般診療所と歯科診療所は、26年度改定の調査と比較すると低下しているものの、24年度改定と比較すると高い水準を維持している。

薬局は安定的に黒字が続いているとした。

診療側は、一般病院の損益差額率で赤字が拡大するとともに、医療の質の確保のために従事者が増加して給与費の増加が損益差額率の要因にとなっており、多職種の配置の評価が十分でないと指摘した。

薬局では、地域に根ざした1店舗や2~5店舗の損益差額が約4%と非常に小さいとした。

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