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医療部会が医師の働き方改革を議論(9月26日)

社会保障審議会医療部会は9月26日、厚労省から医師の働き方改革の検討状況について報告を受けた。

厚労省は、いわゆる「寝当直」など、ほぼ診療がない状態もあると指摘しているが、日本赤十字社医療センターの木戸道子委員からは、「救急患者が来たら対応するとの契約なら、結果的に1件も救急がなくても、病院内で過ごすことで医師にとって心身の負担であることには変わりがない。オンコールも同様だ。タイムスタディには見えない医師の心身の負担をどう軽減していくか、議論してほしい」と求める意見があった。

日本医師会の中川俊男委員は、7月25日付けで厚労省が都道府県知事宛てに発出した地域医療対策協議会運営指針に関する通知について、「都道府県に困惑が生じているため、解釈の文書を出してほしい」と要請。厚労省は了承した。  

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