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医師の働き方改革に関する検討会が報告書(3月28日)

厚労省の医師の働き方改革に関する検討会は3月28日、2024年4月から適用する医師の時間外労働規制のあり方について報告書をまとめた。

勤務医に適用する基本的な上限水準を月100時間未満、年960時間以内と設定するとともに、地域医療提供体制の確保に必要な暫定特例水準、医師育成のために必要な集中的技能向上水準として、それぞれ月100時間未満、年1860時間以内の上限も設ける。

一方で、診療業務の人命を預かる公共性、不確実性などから、いずれの上限水準も追加的な医師の健康確保措置の実施を要件に、月100時間の上限を例外的に超えることを容認する。 報告書を受けて同省は、労働政策審議会での審議を経て、上限規制を省令で規定する方針だ。  


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