全日本病院協会は３月６日、新型コロナウイルスの流行に際し、加藤勝信厚労相に病院の診療機能維持のため要望書を提出した。

小中学校等の臨時休校による職員の出勤困難、感染患者の診療対応による医療従事者の休職、マスクなど感染防護用品の不足、外来患者の減少など病院に様々な影響が出ている。

全日病は、①サージカルマスク、除菌消毒用品の医療機関への安定供給②感染防護用品の感染症指定医療機関および救急医療機関への優先供給③新型コロナウイルス感染症による病院経営への影響に対する財政支援─の３点を求めた。