あはきと柔整の広告範囲で関係団体からヒアリング(5月16日)
厚労省のあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師および柔道整復師等の広告に関する検討会は5月16日、あはき関係と柔整関係の団体から広告可能事項の範囲についてヒアリングを実施した。
あはき関係では、全日本鍼灸マッサージ師会の石川英樹委員が4団体の意見を述べた。石川委員は、療養費の範囲の対象疾患や自費施術の料金の明示を求めた。日本医師会の釜萢敏委員は「疾患名は医師の診断によるもので、患者の自己判断ではない」と疾患名の表示に反対した。
柔整関係では、日本柔道整復師協会の三橋裕之委員が「国家資格保有の柔道整復師であることを表示し、国家資格のない者の広告を規制すべき」と強調した。