医療資源重点外来の基準は初診40%以上かつ再診25%以上(12月17日)
厚労省の「外来機能報告等に関するワーキンググループ」は12月17日、外来機能報告等に関する報告書を大筋でまとめた。医療資源を重点的に活用する外来を担う医療機関に関する基準は、外来件数のうち、医療資源重点外来に該当する件数が「初診40%以上かつ再診25%以上」となった。この基準に該当する医療機関は一般病床200床以上の病院の4割に相当する。
紹介率・逆紹介率の水準は「紹介率50%以上かつ逆紹介率40%以上」とした。医療資源重点外来の基準は満たさないが、医療資源重点外来を担う医療機関の意向がある医療機関について、地域の協議の場での判断に用いる。
医療資源重点外来を担う医療機関の名称は、「紹介受診重点医療機関」(病院・診療所)で合意を得た。病院の場合は、「紹介受診重点病院」になる。