10月からの柔整・あはき療養費の改定率0.44%に(9月10日)
厚労省は9月10日、10月の消費税率引き上げに伴い、柔道整復(柔整)とあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう(あはき)の療養費の改定率を決定したことを公表した。診療報酬の改定率0.88%を踏まえ、ともに0.44%の引き上げとなった。10月1日から施行。
柔整の療養費は、初検料は60円引き上げて現行の1460円から1520円になる。再検料は10円引き上げて400円から410円になる。骨折などの整復料2300円~1万1150円は200円引き上げて2500円~1万1700円に、固定料3600円~9200円は200円引き上げて3800円~9400円になる。
あはきの療養費については、あん摩マッサージ指圧では温罨法を30円引き上げて現行の80円から110円になる。温罨法+電気光線器具は40円引き上げて110円から150円になる。変形徒手矯正術は10円引き上げて780円から790円になる。
はり・きゅうでは、初検料は100円引き上げて1術1610円から1710円に、2術1660円から1760円になる。施術料(2術)は10円引き上げて1580円から1590円になる。