第8次医療計画作成に向け検討会が初会合(6月18日)
厚労省は6月18日、第8次医療計画等に関する検討会の初会合を開き、今後の議論のスケジュールなどを確認した。改正医療法が成立したことを受け、2024年度からの第8次医療計画に向けた検討会が始まる。
改正医療法により、計画の事業に、新型コロナを踏まえ新興感染症等の感染拡大時の医療提供体制の確保の事項が加わったため、5疾病・6事業・在宅等の6年間の計画について、同検討会で2022年冬までに報告書をまとめる。
座長には、遠藤久夫・学習院大教授が選出された。
第8次医療計画には、外来医療計画も含まれる。このため、同検討会に「外来機能報告等に関するワーキンググループ」を設け、2022年度から施行する外来機能報告制度の制度設計の議論を行う。年内にとりまとめを行う予定だ。