医師需給分科会が偏在対策へ議論を再開(2017年4月20日)
厚労省は2017年4月20日、「医療従事者の需給に関する検討会」と「医師需給分科会」の合同会議を開き、昨年10月以降半年間中断していた議論を再開した。 来年の通常国会への法案提出を視野に入れ、5月以降に具体的な医師偏在対策を集中的に議論する方針を確認した。
厚労省は、「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」の報告書について説明。委員からは、ビジョン検討会と分科会の関係や報告書の位置づけが不明確であること、報告書が示した提言で医師偏在を解決できるかを不安視する声などが出た。