多様なサービスが1万事業所を突破(9月21日)
厚労省は9月21日、平成29年10月における介護予防・日常生活支援総合事業及び生活支援体制整備事業の実施状況調査について報告した。全国の総合事業の多様なサービスは訪問型サービスと通所型サービスの両方で、1万事業所を超えていることが報告された。
総合事業の多様なサービスの訪問型は1万1159事業所であり、883市町村で実施されていることが分かった。また通所型は1万61事業所であり、1006市町村で実施されている。訪問・通所とも従来よりも基準を緩和したサービスが多く、訪問型で1万事業所と89.6%に上った。通所型でも6806事業所と67.6%。
多様なサービスへの利用者の満足度を移行前後で調べており、回答総数1160人のうち23.8%が「移行前より良くなった」と回答。一方、10.3%が「移行前より悪くなった」と答えた。