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治療用装身具の既製品リスト案と基準価格案を了承(2月22日)

社会保障審議会医療保険部会の治療用装具療養費検討専門委員会は2月22日、既製品装具のリスト案と基準価格案について了承した。

療養費の支給対象として適当と認められる既製品は、新たに27品目を加えた47品目をリストに収載する。また、この47品目に対して、初めて基準価格が設定された。基準価格は「オーダーメイドで制作された場合の基本価格の0.52倍の額と仕入価格の1.3倍の額を合算した額」と「仕入れ価格の2倍の額」を比較し、低い方を上限とする。

保険者代表からは、「今回の対象となる装具以外についても、なるべく統一した基準で算定してほしい。今後はオーダーメイドの算定のあり方についても検討し、ぜひ議論してほしい」との意見があがった。

厚労省は、既製品リストと基準価格についてすみやかな公布をめざすとともに、治療用装具療養費のさらなる適正化を図るため、留意事項通知案をWGで検討するとした。

厚労省資料より抜粋    

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